祝詞のとなえ方

当社の月次祭では
玉串奉奠(ほうてん)の後に
参列者の皆さんと祝詞奏上をします。

この時、
極力抑揚をつけずに平坦なリズムで

「たかまのはらに…」
と読んでいることにお気づきでしょうか?

ここで、元春日こと
枚岡神社(ひらおかじんじゃ)の大祓詞奏上を
見てみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=TuAUjQftRiI

正統であり、
神社神道における祝詞奏上の見本中の見本ですね。

◎抑揚をつけない
◎集団で唱える時は息つぎを入れない
(息つぎしたい人は勝手に息つぎして休めばよい)

これがポイントです。
皆さん、YouTubeやCDで祝詞を聞きたくなったら
こういう動画を選びましょう。

つまり
妙な抑揚をつけるな、ってことなのです。

妙な伸ばし方や
妙な抑揚
妙なウナリ

これらは「我ここに在り」という
自己主張が前面に出てしまっているので

神が隠れます。