お守りの仕組み

おばあちゃんが
手作業で縫って作ったお守り。

そういったものが
本来のお守りの姿かもしれません。

現代は何でも業者に
アウトソーシングしてしまいますから

モノは溢れているけれども
実感に乏しい

そういう寂しい時代かもしれません。

さてさて

ここからは一般的な
(寅さんが首に下げている)
布製のお守りをイメージして下さい。

分解してみますと
中には小さな紙または木のお札が
入っています。

「内符(ないふ)」といって
お守りの本体になります。

金属製の大黒様や小判を入れて
内符に代えている場合もあったりします。

お守りの構造は
以上です。

お守りは1年おきに
買い替えなければならないのですか?

という定番の質問があります。

まず、
神社側の都合としては
買い替えてもらわないと

新しいお守りが売れない
という事情があります。

お札も同様です。

少しスピリチュアルに
話を寄せますと

やはり、波動の話に
行き着きます。

新しいお守りは
神聖な波動が宿っているが

時間が経つと
波動が濁ってくる。

だから新年に
お守りを新しく交換するのだよ、
となる。

論理的ですね。

これは個人の信仰の問題なので

「いや、このお守りは
亡くなったおじいちゃんの形見なの」

というケースも
あり得るでしょう。

おじいちゃんの形見を
容易に処分することは出来ませんよね。

したがって
交換したければ、交換する。

交換したくなければ、交換しない。
選択は自由だということです。

少なくとも
こうしなければバチが当たる、的な

呪縛に囚われるのは
止めておきましょう。