神社では、祭典のはじめに
「修祓」(しゅばつ)と言って
大麻(おおぬさ)を振る場面がありますが
これは
「大麻(おおぬさ)に罪穢れをなすりつける」
という「型」を示しています。
この「型」という言葉が重要で、
それによって
「祓った」「祓われた」という自覚を人間にもたらして
実質の「祓い」の現象を起こす元となります。
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例えば朝、家族が出かける際に
「気をつけていってらっしゃい」と見送ります。
「気をつけて」という「型」を相手に載せることで
「気をつけた」状態が相手にもたらされる。
「言霊」(ことだま)と関連する考えです。
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このように見た時に
【強運】ということも
まず自分の中に【強運】の確信(型)を持つことによって
自分の運気を下げる異物が排除されていく(罪穢れが逃げていく)
これ、まさに<祓い>の本質ではないでしょうか。