月次祭は何をするの?

月次祭(つきなみさい)って、何をするのですか?
というご質問を受けることが多くなりました。

私たち人間は親から生命を受けました。親の親をさらにたどると先祖に繋がります。先祖をさかのぼると神様に行き着きます。神様は私たちの究極のご先祖さま、命の源なのです。今日食べるものに恵まれ豊かな生活が営めるのは、神様のお陰といわずして何と言いましょうか。神恩感謝の御祭が月次祭です。

ということで、具体的な内容としましては

◎修祓(しゅばつ)=いわゆる「お祓い」。大麻(おおぬさ)という祓いの道具に私たちの「罪穢れ」というものを撫で付けることで、私たちが清浄に立ち返る儀です。

◎神前拝礼(しんぜんはいれい)=そして、皆でこころを一つに合わせて始まりの拝礼。

◎献饌(けんせん)=その月々の新鮮な野菜・果物を神様にお供えします。

◎祝詞奏上(のりとそうじょう)=ここでは月次祭のための祝詞を用います。神様に感謝をお伝えする部分です。

◎玉串奉奠(たまぐしほうてん)=葉っぱを神様に食べてもらうわけではなく、榊(さかき)の小枝に「祈る=意載る」とも言いますが、私たちの真心を載せて、神様にお届けする儀です。

依代(よりしろ)という、神道で最も大切な考え方の一つですが、榊の小枝を依代として、そこに私たちの気持ちを載せる媒体が玉串なのです。ここ重要です。

◎禊祓詞・神伝教奏上(みそぎはらえことば)=全員で、通常の祓詞とは少し異なる『禊祓詞(天津祝詞)』を奉唱します。

◎撤饌(てっせん)=神様へのお供えものを下げます。

◎神前拝礼(しんぜんはいれい)=皆でこころを一つに合わせて、終わりの拝礼。

◎直会(なおらい)=撤饌で神様からいただいたお神酒を皆でいただきます。「神人共食」とも言いますが、私たちがいただく食べ物・飲み物はすべて神様からの頂き物であるとして、感謝と謙虚な気持ちに立ち返ることができます。

ここまでで月次祭の式次第です。
普段ひとりでは分かりづらい祝詞奏上も、月次祭に重ねて参加していただくだけで少しずつ慣れていきますし、祝詞の意味も理解していきます。「言霊(ことだま)」ですね。「大祓」の時は『大祓詞』を皆で奉唱しますが、これもまたお腹から声を出して、デトックス効果抜群です。

ご興味を持たれましたら、お出かけください。