絵馬のはなし

古代の日本では
神事の際に馬(神馬・しんめ=神は馬に乗ってやってくる)
を奉納する習わしがあって

そうは言っても生きた馬を用意するのは
簡単ではないですから

馬の絵を板に描いて奉納するようになり
やがてその大きさもコンパクトになり

馬の絵が干支やその他のイラストに代わり
室町時代にはすでに「願い事」を託すための絵馬に
変容していったのですね。